歯の外傷について
「歯がおれた、どうしよう」・・・一生に一度、あるかないかの”歯のケガ=外傷”について、宇都宮歯科医師会および夜間休日救急診療所は万全の体制で皆様の歯の健康をサポートしております。自分でできることは落ち着いて対処しましょう。但し、全ての処置において歯の神経(歯髄)や歯の保存が可能という訳ではありません。
(軽度の外傷)
歯をぶつけると(打撲)、数日間は腫れや痛みを感じることがあり、また歯肉が傷つくと、そこから化膿することもあります。まずは歯科医に診てもらい、その後の指示を受けてください。 |
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| 2歳半男児 上の前歯を強打(亜脱臼) |
固定し2週間後、落ち着いた |
(中度の外傷)
(高度の外傷)
(外傷歯あれこれ)
Q:ぶつけた歯は神経が死んでしまうのですか? |
A:すべてのケースで歯の神経が死んでしまう訳ではありませんが、感染予防(消毒等)を続けながら半年ぐらい待ってみましょう。一見死んだような神経でも、生き返る場合があります。 |
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| 打撲による神経死(内出血)が疑われた |
半年後、神経は再生し内出血も引いた |
Q:根が折れた場合、抜くしかないのですか? |
A:残せる場合もあります。固定のみで済んでしまう場合もあります。ケガの程度により適した処置は変わります。担当医にお任せ下さい。 |
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| 根の中央に亀裂が見える |
矯正用のワイヤーで固定中 |
1年後・安定している |
Q:乳歯の場合どうしたらいいですか? |
A:基本的には乳歯も永久歯も同じです。固定、補修、補強など、ケガした歯の保存的な処置を優先させます。 |
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| 1歳児男児 右下の前歯が完全に折れている |
ファイバーレジンで固定する |
(宇都宮市の歯の外傷)休日診療所でのデータ
平成18年”歯の外傷”による宇都宮市休日診療所の受診者は120名(歯科の総来院数3376名)でした。年齢は0歳〜5歳が76名(男児50名、女児26名:63.3%)で最多、次に6歳〜10歳が18名(男児11名、女児7名:15%)でした。 |
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外傷の原因は転倒が88名(73.3%)、スポーツが13名(10.8%)です。 |
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外傷の時間帯は18〜24時が57名(47.5%)、12〜18時は(36.7%)、夜間の時間帯にも歯を怪我する可能性があり、注意する必要があります。 |
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もし歯が抜けおちて(脱落)しまったら?
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抜けた歯を捜しましょう、見つけたら乾燥させずに牛乳または水中に保管です。小さな欠けた片も大切に持参して下さい。再接着できるかもしれません。 |
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泥で汚れた場合でも、ゴシゴシこすってはダメ。細胞が剥がれてしますので。軽く水で洗い、落ちない汚れは無理に落さず、水中保管し持参して下さい。 |
| B |
冷蔵庫で冷やしたりしてはいけません。細胞の適正生存温度は体温(37℃程度) |
| C |
完全に抜け落ちた場合でも、もし余裕があれば抜け落ちた歯肉の穴に戻したままで、来院してください。血流がなんといっても一番の栄養です。差し戻せなくても口の中に入れておければ有効です。その際、誤って飲み込まないように注意してください。 |
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出血が激しい時はティッシュやガーゼで軽くおさえて止血しましょう。 |
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脱落した歯をティッシュで包んではダメです。 |
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抜けた部位は圧迫止血で止めましょう |
抜けた歯は水の入った容器で保管 |
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